タスクワールド(Taskworld)ブログ

とにかく使いやすい!実際の業務で重宝する機能が満載!

タグ:カンバン


~API連携により、タスクワールドの可能性が大幅に広がります!~

「Taskworld API」 はタスクワールドのリソースにアクセスできる JSON ベースの Web APIです。様々なクライアントから実行可能で、タスクワールドのユーザーであれば、機能に制限なく、誰でも利用することが可能です。

API


本日は、「Taskworld API」の使い方サンプルを駆け足で見ていきましょう!

Let's スタート!

※API のリファレンスはこちらを参照してください。
https://api-docs.taskworld.com/

※本稿に掲載されているインターフェース画像は記事がリリースされた時点のものであり、現在のものとは完全に一致しない場合があります。

------

まずは認証キーの取得からスタート!

クラウドサーバーによるタスクワールドのサービスは、アジア、欧米、欧州の3つの異なるリージョンで運営がされています。サインアップ時に選択したサーバーのリージョンがアジアであれば、アカウントおよびワークスペースは、アジアのサーバーで運営されているということになります。

利用しているサーバーのリージョンをチェックしてみましょう。タスクワールドのワークスペースにアクセスをして、そのURL のドメインが「asia-enterprise.taskworld.com」となっていれば、アジアのサーバーが使われていることが確認できます。

01_01_region

アジアリージョンの API に認証リクエストを送信して、認証トークンを取得してみましょう。

本記事では、 HTTP クライアントに「Postman」を使用します。

Postmanを起動し、リクエストメソッド / API の URLとMIMEタイプを下図のように設定します。

01_02_postman_auth_1

続いてリクエストパラメータを入力します。Bodyタブを開いてラジオボタンの「raw」とMIMEタイプ「JSON(application/json)」を選択し、下図のようにJSON形式でメールアドレスとパスワードを入力しましょう。

01_03_postman_auth_2

「Send」ボタンでリクエストを送信すると、下段に結果が表示されます。

今回はリクエストが成功し、レスポンスで以下の認証情報を取得できました:

・access_token(認証トークン)
・default_space_id(ユーザーが最初に作成したワークスペース)
・workspaces(ユーザーがアクセス可能なワークスペース)


「access_token」は、この先すべての API で使用します。その使用に際して制限などは設けられていないため、取り扱いには十分注意をしてください。

01_04_postman_auth_res

下は、メールアドレスが誤りの場合のエラーレスポンスです。

01_05_postman_auth_err

エラーに関しては、 API リファレンスのエラー情報を参照して下さい。


ワークスペースのデータ構成はこうなっています!

それではここで、ワークスペースを構成するオブジェクトの関係を少しだけ見てみましょう。

下図は、APIが返却するオブジェクトの概念的な関連図です。

02_01_er

タスク管理の基本構成は、ワークスペース > プロジェクト > タスクリスト > タスクという親子関係になっています。

チャンネル(チャット)はユーザー/ワークスペース/プロジェクトに紐づいており、各々のチャンネルの会話がメッセージとして保存されます。

メッセージは、この他にタスクコメントとして単独でも使用されます。そのため、メッセージは 「parent_id」 と 「parent_type(channel / task)」の2種類のキーで親オブジェクトを識別している点に注意してください。

これらの登録データは、APIで取得する他に、一括でダウンロードすることも可能です。一括ダウンロードは、タスクワールドのアカウント設定画面からリクエストを送信できます。

JSON

※ダウンロードデータの型は、APIレスポンスとは若干異なります。

ワークスペースのデータ量が多いと、APIだけで構成を把握するのは大変です。あらかじめデータをダウンロードしておけば、開発がスムーズに進むのでオススメです。

それでは、実際にAPIを使ってみましょう!


APIで、ワークスペース情報を取得!

まずはワークスペースの情報を取得します。

「Get workspaces API」 で、ユーザーがアクセス可能な全てのワークスペースの情報を取得しましょう。ここからは、前述の取得済み「access_token」を認証に使用します。

03_01_workspace_all


「Get workspaces API」では、ワークスペースの「name」に注意してください。

「Taskworld API v1」 では、URL に使用するキー文字列(日本語の名前の場合はハッシュ値)が「name」として返ります。そのためレスポンスを見ただけでは、どれがどのワークスペースなのか区別するのが難しい時があります。

前述のデータダウンロードであれば、日本語名も取得できるので、可能であれば両者を突き合わせてレスポンスを確認する事をオススメします。


APIで、タスクリスト&タスクを追加!

次は、APIを使い、プロジェクトにタスクリストを追加してみましょう。

「Create a tasklist API」を使用します。ワークスペース、プロジェクト、そして追加するタスクリスト名を指定して実行します。

03_02_add_tasklist


リクエストが成功したら、タスクワールド上での表示を確認しましょう。下のスクリーンショットのように、タスクリストがリアルタイムで追加されます。

03_03_added_tasklist

追加したタスクリストに、タスクを作成してみましょう。「Create a task API」で、先ほどのレスポンスの「list_id」を指定し、タスク名を設定します。

03_04_add_task

先ほどのタスクリストと同様、下のスクリーンショットのように、リアルタイムでタスクが追加されます。

03_05_added_task



APIで、タスクを更新!

それでは、APIにより、作成済みのタスクを更新してみましょう。

「Update a task API」で、タスクにポイント、ラベル色、タスク説明テキスト、開始日・期日を追加してみます。

※「API v1」では、日時をグリニッジ標準時で指定します。

更新に成功すると、レスポンスで更新後のタスクオブジェクトが返ってきます。

03_06_update_task


下のスクリーンショットのように、リアルタイムでタスクワールドのワークスペース上に、タスクの詳細情報が追加・更新されます。

03_07_updated_task


APIではこの他に、タグやメッセージの操作、タスクの移動なども行えます。

ぜひ色々と試してみてください!


Slack bot を作ってみましょう!

サンプルソースを使用して、タスクワールドの特定のタスクリストを操作する、“Slack App” を作成してみましょう。

このサンプルでは、ローカル環境の node で稼働するタスクワールド操作コマンドを、「ngrok」 経由で公開して「Slack(スラック)」と連携させます。

1. localhost 環境構築

まずは、ローカル環境を構築します。

実行環境は ubuntu16.04 / node.js v9.11.2 です。

サンプルソースを API リファレンス「Examples」の github リポジトリリンクから取得しましょう。

ソースを使いやすい場所に展開したら、「tw-slack-bot」ディレクトリへ移動して、関連モジュールをインストールし、node を起動します。

この段階では起動確認だけできれば良いので .env は port だけ設定しておきましょう。

$ cd tw-slack-bot
$ yarn init # 設定値はデフォルトでOK
$ npm install --save-dev
$ cp .env.sample .env
$ vi .env # とりあえず port だけ設定
$ node index.js


続いて、「ngrok」 をインストールして localhost を公開します。

「ngrok」 に関しては、こちらのSlack のチュートリアルも参考にしてみてください。

04_00_ngrok


2. Slack Appの作成とインストール

Slack Appを作成しましょう。作成方法はSlack 公式サイトでも公開されているので、ここでは、 slash command の追加手順だけ見てみましょう。

ブラウザで Slack にログインして、Slack App 構築ページを開き、「Create a slack app」を選択します。

04_01_slackapp_create

作成ウィンドウが開くので、 Slack Appの任意の名前と、 開発対象のSlack ワークスペースを指定します。

04_02_slackapp_create2

「Basic Information」 が開いたら、「Slash Command」をクリックします。次の画面では、「Create New Command」に進みましょう。

04_03_slackcmd_1

「Create New Command」 画面に移動したら、次のようにコマンド設定を入力します。

・Command: /twctask
・Request URL: https://[ngrok で割り当てられたドメイン名]/twctask


その他は任意で設定し、「Save」をクリックします。

04_05_slackcmd_3

作成したコマンドをSlack のワークスペースにインストールします。

「Install App」画面では、「Install App to Workspace」をクリックして、次の画面で「Authorize」へ進むとインストールが完了します。

04_06_install



3. localhost のコマンド設定

最後に、ローカルのソースを編集してコマンドが正しく動作するように設定しましょう。

サンプルソースは北米サーバー向けになっているので、「tw-slack-bot/taskworld.js」の API URL をアジア用に修正します。

04_10_code


前述のステップで、「port」 を設定した 「.env」 に、今度は Slack と Taskworld API の設定を追加します。

Slack の情報はこの3つです。

・CLIENT_ID
・CLIENT_SECRET
・VERIFICATION_TOKEN


Slack の情報は「App Credentials」で確認します。

Slack のコマンド管理画面を開いて下の方にスクロールすると「App Credentials」の欄があるので、そこから必要事項をコピーして .env に記述します。

04_11_credential


タスクワールドの情報は4件です。操作対象のタスクリストに関する情報と、認証トークンを記述しましょう。

・ACCESS_TOKEN: Auth API で取得した access_token
・SPACE_ID - ID: ワークスペース ID
・PROJECT_ID: プロジェクト ID
・LIST_ID: 対象のタスクリスト


.env を更新したら node を再起動します。


4. コマンドを実行する

作成したコマンドをSlack から実行してみましょう。

04_12_cmd_exe

そうすると、下のスクリーンショットのように、タスクワールド上でタスクが新たに追加されます。

04_13_result


この他にも、Taskworld APIを活用することにより、サンプルをベースにして様々な機能を作り込んでいくことが可能です。

ぜひ色々と試してみてください!


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〜検索機能がより使いやすくリニューアル!〜

世界基準のタスク管理ツール「タスクワールド」。嬉しい新機能のリリースが続く中、既存機能の改善もアクティブに行われております。そして今月は、なんと...

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... ツールとしての利便性をさらに向上すべく、ワークスペース内の検索機能が大幅リニューアルされました!

新しい検索機能の名前は、「スマート検索」。本日は駆け足で、このスマート検索機能をご紹介いたします。

Let's スタート!

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スマート検索は、統一された一つの検索窓を使い、ワークスペース内の検索を一括で行うことのできる機能です。

今回のリニューアルにより、検索精度が大幅にアップし、また検索結果が項目に分けて表示されるようになりました。また、検索結果を様々な要素でさらに絞り込み表示させることも可能になりました。

タスクワールドらしく、見ればスグに直感的に分かるインターフェースになっているので、説明はここまでにして、実際の画面を見ていきましょう!

※画面イメージ内の細かな文字等が見づらい場合は、画像をクリックして拡大表示されることをオススメいたします。

スマート検索の検索窓は、タスクワールド全ページの中央上部にあります。

1

それでは、試しに「北」という文字で検索してみましょう。

2

すると、「トップ検索結果」ページに移り、「北」の検索結果が項目ごとに分けて表示されます。

「トップ検索結果」の右の「タスク」をクリックすると、「北」が含まれたタスクのみが表示されるページに移ります。

3

このページでは画面左側に、検索結果を様々な要素でさらに細かく絞り込みすることのできる欄が表示されます。

「タスク」の右には、「プロジェクト」、「タスクリスト」、「ピープル」と続きます。
これらのページでも、様々な要素で細かく絞り込みが可能です。

4


5


6


..................................................

以上、リニューアルされた「スマート検索」に関して、駆け足で見ていきました。

ぜひフル活用して、タスク管理の効率を高めていってくださいね!

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〜世界基準プロ管ツール タスワーの可能性を更に広げるAPIの記事をご紹介!〜

これまでにご紹介してきた「タスクワールド外部連携」に関する記事を一覧にまとめました。
(更新日:2020年12月7日 午後3時)

「この様な視点、このようなニーズに対応をしたタスクワールドAPI連携に関してのヒント記事に興味がある!」という方は、タスクワールド公式サイトより、気軽にお問い合わせください!

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GmailをGASで転送して、タスクワールドのタスクを自動作成

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APIでタスクワールドが更に便利に!GAS botのサンプルプログラム!!

タスクワールドAPI、Javascript サンプルプログラムを使ってみましょう!

Javaや PHPで、タスクワールドをもっと便利に!

イッキに解説します!タスクワールド APIの使い方!

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〜タスクワールドをよりフル活用するための便利機能をご紹介!〜

これまでリリースされてきた「タスクワールド活用のヒント」を一覧にまとめました。
(更新日:2020年12月7日 午後3時)

「こんな感じの記事をぜひ読んでみたい!」といったご要望があれば、気軽にリクエストしてくださいね!

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★外部連携

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〜ツールとしての利便性を大幅に上げるゲスト機能がリリース!〜

国内外の様々な企業で導入が進んでいる、世界基準のプロジェクト管理ツール「タスクワールド」。

2018年秋、ユーザーの方々からのリクエストにお応えするかたちで、待望の新機能「ゲスト」が遂にリリースされました!

guest account copy

本日は、ビジネス現場でのタスクワールドの利便性の大幅向上が期待できる、この新機能をいち早くご紹介いたします。

●ゲストって何?メンバーとの違いは?
●ゲストを追加するにはどうすればいい?
●ゲストが出来る事と、出来ない事って何?

そんな疑問を一気に解消すべく...

Let's スタート!

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「ワークスペースのライセンス」に関してもう一度整理してみましょう!

タスクワールドの基本コンセプトの1つは「ワークスペース」です。一つのワークスペースを、会社のオフィスの様な感じに使い、その中で様々なプロジェクトを立ち上げ、各プロジェクト内のタスクを、そのワークスペースに参加しているメンバーと一緒に取り組みます。

タスクワールドの利用料金は、そのワークスペースのライセンス数で決まります。

ライセンス数とは、ワークスペースに同時に参加できる最大合計人数を意味します。

ライセンスは、ワークスペースのメンバー枠、もしくは、ワークスペースに設置されている合計席数といった感じに考えるとわかりやすいかもしれません。


それでは、「ライセンス数5」のプランで、タスクワールドを導入したケースを例として見てみましょう。

この場合、ライセンスの数が5なので、「対象となるワークスペースに同時に参加できる最大合計人数は5人」という事になります。

これは、「対象となるワークスペースに設置されているメンバーの席数は5つ」と言い換える事ができます。ワークスペース内には、メンバー用の席が常に5つあるので、最大で5人がその椅子に座る事ができる(=ワークスペースに参加できる)という事になります。

では、5つ全ての席が埋まってしまった場合、6人目、7人目といった感じに、新たなメンバーをワークスペースに入れる事はできるのでしょうか?

それは、次の様にする事で可能です。

方法1:新しいメンバーを入れるために、参加している必要のなくなったメンバーを、ワークスペースから削除する。

この場合、1人をワークスペースから削除する事により、その人の席が空く事になるため、その席を、新たに参加する必要のあるメンバーの席として使う事ができるようになります。

方法2:新しいメンバーを入れるために、ワークスペースの席数(=ライセンス数)をアップさせる。

追加料金のお支払いにより、この様に、ワークスペースに同時に参加できる人数を増やす事が可能です。


「ゲスト機能」で何ができるようになった?

原則、(ゲストではない)、ワークスペースのメンバーは、そのワークスペース上でのコラボレーションをフルに行うができます。

※細かく言うと、ワークスペースのメンバーには、「ワークスペース管理者」、「ワークスペース管理者ではない通常のメンバー」と2つのタイプに別れます。詳細はこちらの記事をご一読ください。

この「ワークスペースのメンバー」が、ワークスペースのライセンスとしてカウントされるメンバーとなります。

今回実装された「ゲスト機能」により、ライセンスとしてカウントされないかたちで、ワークスペースに「ゲスト」を参加させる事ができるようになりました。


ライセンス数5の例の場合、5つの席がすべて埋まってしまっている状態でも、ゲストとしてならば、そのワークスペースに新しい人を参加させる事ができるようになった、という事であります。

ワークスペースのライセンス数は5の状態で、
ワークスペースに参加しているメンバーは5人、
ワークスペースに参加しているゲストは10人。

... といった感じのタスクワールドの使い方を可能にするのが、今回の「ゲスト機能」の大きなポイントとなります。


ワークスペースのメンバーとゲストとの違いとは?

前述の様に、原則として、(ゲストではない)ワークスペースのメンバーは、そのワークスペース上でのコラボレーションをフルに行うができます。

※もちろん、メンバー間での情報共有・アクセスレベルを細かく設定する事が可能です。詳細はこちらの記事をご参照ください。

これとは対象的に、ワークスペースのゲストは、あくまで「ゲスト」として参加している状態であるため、そのワークスペース上で可能なアクション・アクセス権は、とても限定的なものとなります。

タスクワールドの様なプロジェクト・タスク管理ツールを、企業・チームとして使う大きな利点の一つは、「仕事の見える化」であります。


細かなアクセス権設定などを考えない場合、原則、ワークスペースのメンバー全員は、ワークスペース上で管理されているプロジェクトの全体像を、常にわかりやすく効率的なかたちで見えている状態にあります。

それとは対象的に、ワークスペースのゲストが、そのワークスペース上でする事のできるアクション・見る事の出来る情報は、とても限定的なものとなります。

例えば、ゲストはメンバーとは違い、実際に自身がアサインされているタスクのみにしかアクセスする事ができず、また、そのタスク内で行えるアクションも限れられています。

ゲストができる事と、できない事、ざっと纏めてみましょう。

●ゲストは、自身がプロジェクトのメンバーとして設定されているプロジェクトしか、アクセスする事ができません。また、その様なかたちでアクセスする事ができるプロジェクトに関し、プロジェクトの期日を含む細かな設定を変更する事はできません。

●ゲストとしてアクセスできているプロジェクト内の個々のタスクは、自身がそのタスクの担当者、もしくはフォロワーとしてアサインされていなければ、アクセスする事ができません。また、担当者として設定されていれば、そのタスクのコンプリート処理が可能ですが、フォロワーとして設定されている場合は、コンプリート処理はできません。

●ゲストは、自身がアクセスできるタスク上で、コメントやファイルを投稿する事が可能です。

●ゲストは、自身がアクセスできるタスクに関しての細かな設定変更をする事はできません。

●ゲストは、自身がメンバーとして参加しているプロジェクトの、プロジェクトチャットに参加する事ができます。

●ゲストは、自身がアクセスできるタスクに関して、パフォーマンス・レビュー機能(=タスクに関してのフィードバック機能)を使う事ができます。

●ゲストは、プロジェクトのタイムライン(=ガントチャート)やアナリティクスにアクセスする事はできません。また、ワークスペースのオーバービューを使う事もできません。



以上が、ゲストができる事、できない事の概要となります。

繰り返しとなりますが、タスクワールドを企業・チーム運営に取り入れる事により期待できる大きな効果の一つは、「仕事の見える化」であります。

ワークスペースに参加しているメンバー間の、効率的な情報共有・コラボレーションを促進するのが、タスク・プロジェクト管理を利用する最大の意味として、タスクワールドは開発がされています。


という事なので、かなり限定的なかたちでしかタスクワールドを使う事のできない「ゲスト」をワークスペースに参加させるという事は、「あくまで、一時的にその人をワークスペースに参加してもらっているだけ」といった感じに捉えられるべきかもしれません。

より本格的に、タスクワールドでその人とコラボレーションを行うのであれば、ゲストとしてでなく、その人をメンバーとして、ワークスペースに参加してもらうべきでしょう。


ゲストをワークスペースに招待してみましょう!

それでは最後に、ゲストをワークスペースに参加させる方法を駆け足で見ていきましょう。

下の画面をご覧ください。

1

まず、画面右上のワークスペース名が書かれたプルダウンメニューから、ワークスペースのプロパティに移動します。

2

次に、上の画面の様に、「ワークスペースのメンバー」タブより「メンバーの招待」をクリックします。

3

メンバータイプの選択画面で「ゲスト」を選び、「次へ」をクリックします。

4

「ゲストを招待する」の画面より、「+」をクリックし、ゲストに参加させたいプロジェクトを選択します。

5

プロジェクトの選択ができたら、招待したいゲストのメールアドレスを入力しましょう。

「招待を送信する」をクリックしたら、ゲストのメールアドレスに招待メールが届きます。

6

無事、その人がワークスペースにゲストとして参加できたら、その人は、「ワークスペースのメンバー」タブで、上のように表示されるようになります。

さてさて.....。

ここからは、ゲストとしてワークスペースに入った人(=竹山 マサキ)の画面も見ていきましょう。

9
ゲスト(竹山 マサキ)のアカウントで、ワークスペースにアクセスをした画面

先程選択されたプロジェクトのみが、参加中(=アクセスできる)プロジェクトとして表示されているのがわかります。

それでは、その2つのプロジェクトのうちの1つ、「タイムマシン企画2018」を開いてみましょう。

7
ゲスト(竹山 マサキ)のアカウントで、ワークスペースにアクセスをした画面

ゲスト(竹山 マサキ)の画面では、プロジェクト内のタスクリストは表示されていますが、各タスクリストには、タスクカードが1つも表示されていないのがわかります。

これは、ゲスト(竹山 マサキ)が、このプロジェクト内のどのタスクにも、担当者もしくはフォロワーとしてアサインがされていない状態であるからです。

参考までに、ゲストを招待したワークスペースメンバー(坂本 アツシ)の画面では、このプロジェクトはどの様に表示されているのかを見てみましょう。

8
メンバー(坂本 アツシ)のアカウントで、ワークスペースにアクセスをした画面

実際、このプロジェクトでは複数のタスクが管理・運営されているのがわかります。

ゲスト(竹山 マサキ)の画面で、これらのタスクが表示されるには、ゲスト(竹山 マサキ)が、特定のタスクに担当者もしくはフォロワーとしてアサインされる必要があります。

では、駆け足チェックを続けていきましょう!

11
メンバー(坂本 アツシ)のアカウントで、ワークスペースにアクセスをした画面

上の様に、特定のタスクに、ゲスト(竹山 マサキ)を担当者としてアサインすると…

12
ゲスト(竹山 マサキ)のアカウントで、ワークスペースにアクセスをした画面

上の様に、ゲスト(竹山 マサキ)の画面でも、このタスクが表示されるようになりました。

..................................................

以上、新機能「ゲスト」に関して、駆け足で見ていきました。

ぜひフル活用して、御社内でのタスクワールドの利便性をユニークに高めていってくださいね!


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